あんかけカツ丼
カツ丼と言えば、普通は揚げたてのカツを玉ねぎと一緒に割り下で煮て、とき卵でとじたもの。
その歴史は1921(大正10)年に早稲田大学の学生が考案したとか諸説あるが、定かではない。
しかし、加登屋食堂のカツ丼はだし汁の中に卵を溶いた「あん」をかけたもので、この店のオリジナルメニューだ。
この「あんかけカツ丼」は、何と1937(昭和12)年創業時に登場した。
当時、卵と言えば病気の時でもないとなかなか口にできない貴重品。
卵をたっぷり使うこのカツ丼も、それこそ「お出かけの時のご馳走」の部類だった。
そんな中、初代ご主人が、「もっと気軽な値段でカツ丼を食べてもらいたい」と、カツに葛でとろみをつけた溶き卵入りのあんをかけて出した。
オリジナルメニュー「あんかけカツ丼」の誕生だ。
最初は、「何だい、こりゃ玉子どんぶりじゃないか。こっちが頼んだのはカツ丼だよ。」と言われたことも幾度となくあったという。
平均価格:950円
評価値:5
最高評価:3
最低評価:3
件数:85
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